ブランディングって、なに!?

先日、プロジェクトメンバーと飲んでいて、いや打合せをしていた時。
「結局、僕たちのやろうとしていることは、三浦半島ブランディングだよね」という話になった。


ふむふむ、そうか。
ブランディング


それは、新たな【価値】をつくること


それは、地域情報サイトで言えば、【いかに“ついで”をつくるか】ということだと、僕は思います。




三浦半島へ行こう!』には、初期の頃は家の近所のラーメン屋さんとかレストランとか回転寿司も紹介していましたが、思えば、わざわざ遠くから出かけてきてそのお店だけを訪れるというのは、考えにくいわけです(よっぽどのマニアならともかく)。


だけど、「○○に行って、それから△△を楽しんで、お腹すいたらこのラーメン屋さんで食べて・・・」とすれば、“ついで”が生まれて、そのどれにも【価値】が出る。


つまり、“ついで”がそのお店をより一層輝かせるわけです。





そういえば、昔から『三浦半島へ行こう!』は「三浦半島Navigate MAP」へのアクセスが異様に多く、現在でも同様です。
各ページに地図をつけるのではなく、割と大きめの地図にまとめて場所を落としています(たぶん1つずつ地図をつくるのが面倒だったからと・・・)。これは他のサイトを見ると、まるで反対のことですよね。



しかしこれが逆に、“ついで”を探すアイテムになっているんじゃないかって思います。



これは「三浦半島をあるく!」でもそうで、最初のうちは1つずつ場所を紹介してきましたが、だんだん、『○○ウォーク』みたいな感じにしていきました。



それは、“「△△公園」だけでは物足りないなら、そこに行って帰って来るまでのストーリーも一緒に載せちゃえ!”というもの。



これは結局、“ついで”をつくって【価値】をつける、ブランディングの作業だったような気がします。
こういう視点は今後も最も重要視したいと思います。




で、もうひとつ。



今になって考えると、“ついで”をつくって【価値】をつけることって、このサイトでしかできないんじゃないかって思います。



明日天気がいいから三浦半島へ行きたいな、と思って、気軽に見られるサイト。
しかもそこにはたくさんの“ついで”があって、家族でもデートでも1人でも楽しめて、絶景が見られておいしいものも食べられる――。


そういう機能は、Webサイトならではのことだと思います。
さらに言えば、それぞれのお店のサイトでも、行政のサイトでも、エリアをまたいでいろんなものをつなげてストーリーをつくっちゃうということはできにくい



それをやってしまうのが『三浦半島へ行こう!』のバリューであって、もう、このサイトでしかできないことだと思っています。




1つひとつの場所やお店を紹介する目は何年経っても変わりません。
これからも、【じっくり、他と違う視点で、ていねいに】紹介します。
ライターとして仕事をしている今でも、これは何ら変わりません。



というか、そうしかできません(笑)。
その場所やお店の公式サイトにあるようなことをチラッと書いて、写真をのっけて、地図をつけて、クーポンつけてハイ、終わり。
なんてことはとてもできるものではありません。



それに加えて、できるだけ“ついで”をつくること
三浦半島にたくさん散らばっている魅力をつなげて、もっと輝かせること



三浦半島ブランディングができる唯一のサイト、それが『三浦半島へ行こう!』――。
大げさですが、そんな気概をもって、楽しんでいきたいと思います。




●『三浦半島へ行こう!』公式Twitterアカウントはこちら→http://twitter.com/miurahanto_net