ニッポンの宝物。
いま、仕事で某地方都市に滞在しています。
木曜日まで、取材ツアーが続きます。
泊まっているホテルがある街には名物の食べ物があって、もう、どこに行ってもその食べ物ばっかり。
まぁ僕もさっき食べましたけど。
しかしよくよく考えてみたら、その食べ物以外の有名なものって、さっぱり思い浮かびません。
もちろん、この街にはこの食べ物以外のものもたくさんあるはずですが、そこをあえて、これに街のすべてをかけてしまうという一点突破スタイルは、分かりやすいですし、有名になれば成功と言えるでしょう。
「ここは新鮮なウニで有名な街です!ウニ!ウニ!とにかく、ウニっ!」と言い続ければ、印象も深いですよね。
これを三浦半島に当てはめてみると、1つひとつの行政単位では「横須賀=軍港」「三崎=マグロ」っていうのがあるかもしれません(逗子と葉山はなんだろう)。
でも、市町村単位でワンフレーズを設けることに、もはや意味はありません。
観光客にとっては、あまり関係がない。
それを取っ払って“三浦半島”として考えてみると・・・
もう、あるわあるわ。
食べ物も自然も歴史もイベントも、数え上げればキリがないわけです。
これだけ魅力があれば、ほぼ誰でも、何かしらガッチリはまることがある。
しかも、その魅力の数々が、この小さな半島の中にぶわわわわぁと散らばっているのです。
いつでも、誰でも、楽しめる場所。
それが、三浦半島。
とても一言で言い表せない場所が、三浦半島。
確かに、人に特徴を説明する時には、なかなか難しいかもしれませんね。
でも考えてみれば、それはとても幸せなことなのかもしれません。
そこで三浦半島にあえてワンフレーズをつけるとすれば、
宝箱。
魅力しか詰まっていない、宝箱。
誰が空けても、ハズレがない、宝箱。
100人開けたら、100人に別々の、サイコーの財宝が見つかる、宝箱。
いつでも、開ける人の心に寄り添ってくれる、宝箱。
おなかも気持ちも満足する・・・・もう、いいですね。キリがない(笑)。
そんな三浦半島は、日本が誇る、宝物だと思うのです。
あっ、また大風呂敷広げちゃった(笑)。
まぁいいです。
だって、そう、思うから。