おバカの最悪シミュレーション
あれ、YUBARUくんって、もう30歳なの!?
「ぶれいく。」やっていた頃は学生じゃなかったっけ?
何だか早いなぁ。僕も歳とるわけだな。
ちなみに、最新のゆばるくんブログはおバカ大爆発のご様子。
九州で温泉に入りすぎて頭がふやけてしまったようです。合掌(笑)
僕は、某地方都市での取材ツアーを終えて、東京に向かう電車の中。
いつもながら、取材に行ってその道のプロの話を聞くのは楽しいなぁ。
しかもあちこちで歓待されて、もう1週間分くらい食べました。腹いっぱい。
が、1つ事件がありました。
いきなり取材初日、ある駅のト○タレンタカーでヴィッツを借りて、意気揚々と出動したわけです。
で、その30分後。
思ったより早く現地に着いたので、ちょっと周辺を見てみようかなと思って、とてもキレイな川沿いの道に入ったわけです。
うわぁ、いいなぁ。鮎釣りの人がいるような川で、もう真夏の太陽がキラキラと川面に輝いて。
ところが、先に進むにつれて、道がだんだん狭くなっていきます。
もともと4メートルくらいの幅の1車線という土手上の道なのですが、どんどん、狭くなっていく。
はっ!
はっ?
気がつけば、もう車幅ギリギリの広さしかないではありませんか。
まるで、川で魚を捕獲するために設置された、入り口が広くて出口がないワナのよう。
オレ、鮎かよっ。
なんて考えているうちに、とうとう、サイクリングコースほどの道幅になってしまいました。
右は民家、左は土手。
やばい。
これはどこかで引き返さなければ立ち往生する。
と思ったら、前方に橋があって、そこに曲がれるようです。
ほっ。
と思ってよくよく見たら、出口が細い。
もう、軽トラックがギリギリ通れるくらいの幅。
ここを、直角に曲がらなければ出られません。
橋の欄干を見ると、案の定、何百台かの車が擦ったような跡が、まるで芸術作品のように残っています。
ここで、2択。
このまま細い道を延々とバックして元に戻るか、それとも何とか前進して脱出するか。
うーん。
ここで、最悪シミュレーション!!
この道は進むだけでも大変だったので、もしバックで延々と戻れば、民家に突入するか、土手からコロコロと落ちて川にざぶん、ということになりかねない。
一方、進めば、99パーセントの確率で車体を擦ることになる。
完全にハマッてしまった僕は、ここでいったん冷静になることにしました。
これはレンタカー。
契約書類を見直します。
「川に落ちたら、死刑とします」
なんてことは書いてないけど(笑)、もちろん免責保険には入っておいたので、全損だったら免責は5万円なわけです。
一方、車体にキズをつけるだけなら自走できますから、免責は2万円。
困った時は、違う角度から考えろ。
というのが、おじいちゃんの遺言で(笑)。
そういう視点で考えると、現在の状況は「5万円 VS 2万円」と言えるわけです。
ううむ。
そこで、あらためて後ろを見てみます。すでにクルマの外には出られません。
そこには、ほっそーい道が、クネクネと続いているわけです。
で、前を見ます。
そこには、2車線の道という、自由の世界が広がっているわけです。
もう、覚悟を決めました。
決めた以上は、迷いはありません。
よしっ!!!
ガガガ・・・・。
さて。
その後は、楽しい取材。
終ってからレンタカーを返しに行くのですが、その前にガソリンを入れなければなりません。
そこで、たまたま入ったスタンドが、セルフでした。
昔と違って今はまったくクルマとは縁遠い生活をしているので、セルフのガソリンスタンドなど、行ったことがありません。
しばらく待っていても誰も相手にしてくれないので外に出ると、手順がいろいろ書いてあります。
え?先払い?
ていうか、先に払うの?何で?
69リットル入りますって、そんなにいらないから!
どぼどぼと出続けて、あふれたらどうすんだよ。
ていうか、満タンにしたいだけ。
お願いだから満タンにさせて。
と最悪シミュレーションをしていたら、あまりにも見かねたらしく、店員が飛んできて教えてくれました。
はぁ。
もう、クルマってホントめんどくさい。
自転車でじゅうぶん。
なんだかんだとぶーぶー言いながら、帰りにト○タレンタカーさんに2万円お支払いしてきたとさ。
ホントすみません。
もう、クルマなんて大っ嫌い(笑)。
頭がふやけてしまったのはYUBARUくんだけではないようで・・・。
クルマ好きな彼なら、絶対5万円コースにチャレンジするよな。
そして豪快に、石原軍団のように川にダイブするよな(笑)。
「いや、そもそもそんな道なんか行きませんけど」
なんて冷静に言われたりして。
もう、ホント、クルマに乗るなんて言わないよ絶対。笑。
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