葉山は実に奥が深い。

突然ですが、<葉山に住む>って、ものすごく憧れます。


相模湾江ノ島が浮かんでいて、向こう側に富士山があって。
そんな景色を1年中眺めることができる。


そして何と言ってもオシャレだし、旭屋のメンチカツだし、げんべいのサンダルだし、カフェだし(笑)。




ところが。





高校時代は、葉山から通っている友達は“ド田舎からくる人”というイメージでした。



まぁ単純に高校が横須賀にあったので、大多数は横須賀市民なわけで。
遠くから山を越えてやって来る人はみんな“田舎モン”だったわけです。
もう、ホント単純。



だから、葉山の友達が遅刻すると、


始発の牛車に乗り遅れたの?


とか


田植えしてて遅れたの?


とか


「明日は夜のうちに歩いて出発したほうがいいよ。電車通ってないんだから


とか。


もう、今ならモンペの皆さんが学校に殴り込んでくるようなことを平気で言っていたわけです(笑)。


あ、ちなみに三浦市から来る人はもっと悲惨なことになってましたけど(笑)。




それに、葉山から毎日自転車で通ってくる先輩がいて、いろんな人に変人扱いされてました。



ホント、すみません(笑)。




これを考えると、やはり葉山というところは落ち着いたオトナがその良さを分かる町なんだろうなぁ、と思います。




そんな葉山の生活は、実際のところ、どうなんでしょうか?

前回ご紹介した“きょうじゅ”さんは葉山にお住まいですが、もうお一方、葉山ライフを満喫されている方がいます。


今日はその方をご紹介!


連載企画執筆者紹介02・三浦半島×葉山のくらし


タイトル→葉山マターリLIFE


執筆者ペンネーム→ヒサコ さん

Twitterアカウント】@hit6649z4


葉山在住で、日々是好日というブログをお持ちの方です。


プロフィール

鎌倉生まれの逗子育ち。結婚して15年静岡に住み、2011年6月から故郷逗子の隣町の葉山へ引っ越す。趣味はテニス、素潜り、生け花、アートフラワー。CKBクレイジーケンバンド)とお酒(最近はもっぱらワイン、特にスパークリング系にはまる)をこよなく愛すアラフィフ女。


とても多趣味なようですね〜!
これだけ打ち込めるものがあると、葉山に住むということがグッと楽しくなってくるのでしょうね。

しかも、最近葉山に引っ越されたということで、他の土地とのライフスタイルの違いなども貴重です。


執筆者一言コメント


生活に密着した葉山やその周辺のゆる〜い、ぬる〜い出来事を私なりの観点から紹介していきたいと思います。


葉山に関して、アクティビティーや飲食店や自然などの“ハレ”の情報は多々あります。
しかし、毎日の暮らしはどうなのか、住んでみて意外に不便だったものは何か、そして住んで良かったと思うところは何なのか・・・という、言わば“”の情報はあまりありません。


この連載では、実際に引っ越した立場から、そんな“ごくごくフツーの日常”のお話も聞けるのではないか、って思います。


ありそうで、意外となかったもの。
それが、この連載のおもしろさのような気がします。


楽しいことも不便なことも、もろもろひっくるめて、やっぱり葉山が好き


そんな驚きやまったりと流れる時間が伝わったらうれしいですね〜!

                                                                                                            • -

一言で“葉山”と言っても実はすごく広くて、おなじみの海沿いのエリアもあれば、大楠山や二子山に連なる山沿いのエリアもあります。


それに、古くから農業や漁業を営む家があれば、昔からの別荘地もあれば、新興住宅地もあれば、高台のビバリーヒルズ的な家並みもある。


今年8月1日時点で33,705人がお住まいのようですが、その人々がもつ文化は本当に多岐にわたっている
それが、17.06平方キロという狭い土地のあちこちに根付いているというのが葉山。


こういう土地は、全国的にもとても珍しいような気がします。


三浦半島へ行こう!」では、今まで、そんな葉山のことをあまりうまく描けていないなぁ、と思います。


楽しい部分もいいけれど、葉山の器の大きさというか、奥深さというか、そんなものにもいろいろと触れていけたらな。


葉山に関しては、「行く!」よりも、「暮らす!」の情報のほうが個人的には興味がありますし。


ホント、葉山は手強い
それだけ、魅力が詰まっているということなんでしょう。